フラットバーの頼れる仲間,バーエンドバーでエスケープを高速化してみよう ~コストパフォーマンスは絶大~ [Fun to Ride 自転車用品]
というわけで,前回フラットバーハンドルの特徴をチラッと書きました。まあ,まとめちゃうととっつきやすくて乗りやすい,ブレーキも楽にかけられるんだけど,空気抵抗的には不利だし,力は今一つ入んないよねという感じですね。
で,これらを改善するためにはドロップ化しかないのかと言いますと,バー・エンド・バーというものがあったりします。
これは,横方向に握るフラットバーハンドルに,縦方向に握る,ライザーバーを追加するというアイテムです。シンプルかつ効果のあるアイテムです。取り付けも簡単で,ブレーキ,シフターなどを変更する必要もありません。対費用効果がかなり大きなパーツだと思います。
で,一口に,バーエンドバーと言いましても,結構種類があったりします。
多く流通している短めのやつは,たいがいハンドルバーの両端につけて使用されることが多いです。コレを握るとダンシングしやすいですし,登りではかなり重宝します。重い荷物を抱えるように力を入れることで,腕や腹筋の力を脚力に変えることができます。
取り付け方は,シフター,ブレーキレバー,グリップをチョット内側に寄せて,ハンドルバーの両端につけるだけなので,作業は楽です。
ブレーキレバー,シフターはボルトを緩めて寄せるだけなので楽ですが,グリップはモノよってはチョット手こずります。
イモネジでしめてあるやつは楽なのですが,フツーのラバーのグリップは,そのままではたぶんかたくてずらせません。
方法は二つ。
一つは,パーツクリーナー(200円くらいの安いヤツでOK)のノズルをハンドルとグリップの隙間にさして吹いて,じわじわはがしていくと,動くようになります。
もう一つは,グリップの端っこを,バーエンドバーが入る分だけグルとカッターで切っちゃう方法。グリップ切るのは抵抗あるかもしれませんが,強烈に楽ですね,ハイ。
ちなみに,ワタシはグリップはとっちゃってバーテープを巻いています。
長めの奴は,手の位置を遠くにできますので,前傾をとることができます。高速巡航向き。ワタシはハンドルバーの内側につけて,空力も稼いでいます。肘が内側に入る分空気抵抗が減ります。そのあたりの使い方を次回。