ロードバイク用ホイールが使えるエスケープはえらい ~ロード用ホイール交換とエンド幅~ [クロスバイク改造日記]
クロスバイクを買う人の多くは,スポーツバイク一台目という人が多いんじゃないかと思うのですが,たいがいママチャリとのスピード差にウレシくなっちゃうわけです。となるともっとスピードアップしたくなるのが人の性。そうなると次の選択肢は
1,ロードバイクを買う。
2,クロスバイクのパーツをアップグレードしていく。
の2択になるわけです。
純粋にスピードを求めるなら,これはもうロードに移行するしかないのですが,クロスは便利なのでちょっとだけ速くなればイイとか,資金や保管場所的にロードの追加はツラいとか,ロードはすでにもっているとか,改造自体が目的なんて時にはクロスバイクをアップグレードしていくという選択になるわけです。
で,パーツのアップグレードといった場合にスピードアップを考えると,ホイールとタイヤの交換,ビンディングペダル,スプロケットあたりが優先順位が高いかなと想うわけです。特にクロスバイクはタイヤが太いので,これを細くしないとスピードアップの限界は低いわけです。となるとついでにホイールも軽いのに換装すると相乗効果があるわけです。
というわけで,クロス乗っている人たちにもっと速くしたいと聞かれたときには,とりあえずシマノのR500に23cのタイヤ入れてみてというアドバイスになるわけですが,ここでリアのエンド幅が問題になってきます。
エンド幅というのは,おおざっぱに言いますとホイールの中心軸であるハブの取り付け幅ことなのですが,現在のロードバイクはこの幅が130ミリに統一されています。対してマウンテンバイクは135ミリです。ロードバイクとマウンテンバイクはホイールやコンポーネントが違いますから統一されてなくてもあまり問題はありません。
ではクロスバイクはどっちなのかという話になる訳なんですが,混在しているですねコレが。クロスバイクでも10万円以上でロードコンポ,ロード用ホイールがアッセンブルされているようなモデルには130ミリが多いのですが,同じシリーズのバイクでも5.万円以下といった低価格帯になってくると135ミリというバイクが多いです。また,エンド幅はホームページやカタログにも載っていないことも多く,正直実車ではからないと確信は持てないという場合もあります。何ミリらしいよとまでは言えても,間違いないよとはなかなか言えないですね。
Giant Escapeユーザーにカスタマイズする人が多く見られるのは,低価格帯のR3を含め,どのグレードでもエンド幅に130ミリを採用していることが要因の一つだと思われます。ロード用130ミリハブの使用はコスト的にはツラいと思うのですが,巨大なGiantのファクトリーではハブも自社製(ちなみにホイールは自社ブランド,めちゃくちゃ重いが...)でできるからなのでしょうか。
(娘のエスケープR3にシマノのロード用ホイールWH-RS10を履かせたの図
エスケープはエンド幅が130ミリなのでロード用ホイールが使える。)
というわけで,改造を考慮してクロスバイクを購入する場合には,エンド幅に注意することをおすすめします。(普通いじんないってw)
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