ブレーキの効きが悪いとお嘆きのあなたに ～強力ブレーキシュー発見の巻～

まだまだ頑張る変態電動ミニベロ。ブレーキが効かないのが欠点。

えー，クロスバイク乗りの方にはあまりいないかと思いますが，ブレーキの効きが悪いという方はある程度いるのではないかと思います。よくブレーキの効きの悪いママチャリなんかを見ますが，クロスバイクの場合，フラットバーハンドルとVブレーキの組み合わせなので，構造的にはブレーキがよく効く構造ではあります。

一方でブレーキの効きが悪い要素はと言いますと，ハンドル的にはドロップハンドル。ドロップハンドルというよりはドロップハンドルのブラケットポジション。これは十分に握力をレバーに伝えられません。長い下りで握力なくなって危ない目にあったという話も聞きますね。ブレーキのタイプとして効きが悪いといわれるのが，カンチブレーキとロングアーチのキャリパーブレーキ。カンチブレーキはドロップハンドル用のブレーキレバーに対応しているので，シクロクロスバイクによく見られます。ドロップハンドルとの組み合わせのせいもあるのでしょうけどね。例えばフラットバー用のレバーと組み合わせれば違うとも思いますが，あまりやる必要がありませんね。まあ，最近はシクロクロスでもそれ用のVブレーキやディスクブレーキが使用されてきましたので，カンチブレーキの出番は徐々に減っていくとは思われますが。

あと効かなくて困るというのがランドナーなどに使われてるロングリーチのキャリパーブレーキ。ロード用のキャリパーという構造自体は効きが悪いということはありませんで，フラットバー用のブレーキレバーなんかと組み合わせるとよく聞きます。ただ，ランドナーはドロップハンドルですし，太いタイヤに合わせてブレーキのリーチが長いタイプのものを使っていますので，どうしても剛性が低く，効きか悪くなる傾向があるようです。ちなみに，最近デュラエースのロングリーチキャリパーブレーキでましたけどね，5万くらいしますけどねw

やっと話が本題に入りますが，効きの悪いブレーキを安く何とかなんないのがということで，効きのいいシューはないかということになります。ちなみに，ふつーのVブレーキだとワタシ的おすすめはサーファスのBPV10あたりが好みなんですが（安いし），一度BR-M770使っちゃうと戻れない感じも。とはいっても，効かないブレーキにはこのくらいのシューではまだまた効きが足りません。うちのミニベロ（パナの電動，ブレーキ効かないことで有名w）なんかも全然ダメでした。もう効かなさの次元が違うというかw。

SERFAS(サーファス) ブレーキパーツ シュー Ｖタイプ BPＶ-10 205204

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シマノ S70C(BR-M770)ブレーキシューセット(ペア)

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で，そんなあなたの最後の手段がトライアル競技用のシュー，タイオガのMTB-948Vです。これは効きます。これつけて止まんないバイクはその存在自体を考えたほうがいいくらい。ただ，さすがに競技用。トレードオフな部分も多いんです。

TIOGA(タイオガ) MTB-948V トライアル用アンバーコンパウンド

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まず価格。まあまあ割高です。1500～2000円くらい。前後で倍ですね。さらに，寿命が短いんですね。状態にもよりますが1年から2年の間くらいです。ヘリも早いんですが，経年劣化で割れてきゃうんですね。きついのが鳴き。これがものすごくうるさいです。ただし効く，止まる。

まあ，これしかなくて使っていたわけですが，最近どうにも似た感じのシューを見つけました。ジャグワイヤーから出てるやつなんですが，色以外はソックリ（ソフトタイプのやつ）。安かったんで試しにと思って一つだけ買ってみましたが，これがいい感じ。効きはMTB-948Vよりは落ちますが，MTB-948Vが効きすぎるくらいだったので問題ありません。うれしいのが価格，半分くらいです。一番うれしかったのは鳴きがかなり小さくなったこと（それでも一般のシューよりは鳴きますが）。

J@G （ジャグ） ブレーキシュー ブレーキパッド 自転車 Vブレーキ ソフトタイプ ラバータイプ メタルタイプ 全１６色

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